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遺伝性腫瘍

遺伝性腫瘍

 遺伝性腫瘍症候群(以下、遺伝性腫瘍)とは生まれながらにがんを発症しやすい体質を持っていることを意味します。
私たちの体は、たくさんの細胞で作られています。その細胞の設計図が、遺伝子です。近年、がんは遺伝子の変化によっておこってくる病気であることがわかってきました。年齢を重ねるにつれて遺伝子(DNA)が傷つくという、後天的な遺伝子の変化もあれば、生まれながらにして(先天的に)遺伝子に変化がある(遺伝性腫瘍)場合もあります。
遺伝性腫瘍は、若くしてがんになったり、異なる臓器や同じ臓器に何度もがんができたり、家系内で同じ種類のがんを発症している人が多いなどの特徴があります。
近年は、がん治療のための遺伝子検査を受けたときや、家族が遺伝性腫瘍と診断されたことをきっかけに遺伝性腫瘍が診断される人も増えてきています。遺伝性腫瘍であるという診断結果は、自分や家族の健康管理に役立つ重要な情報です。「結果をどう受け止めたらいいのか」、「家族に知らせるべきか」、遺伝性腫瘍の疑いがある方は、「その遺伝子をもっていることを調べるべきか」など心配や不安があると思います。
1)診察について
専門医の遺伝カウンセリングを受けることが出来ます。
診察は、自由診療となりますので、保険診療の外来とは別日に来ていただく必要があります。診察には、紹介状が必要となりますので、まずは、かかりつけ医にご相談ください。




支援体制

当院ではがん相談支援センター(リンク)が窓口です。いつでもご相談ください。

お問い合わせ

松江赤十字病院 ゲノム診療科
電話番号:0852-24-2111(代表)
電話問い合わせは、平日の午前8時20分〜16時50分
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