病院長あいさつ
病院長あいさつ(2023年4月更新)
院長 大居 慎治
新年度を迎え、今年も新人が多数入職しました。4月3日の辞令交付式では次のように新入職員に対し訓示をしました。
当院は地域医療の中核となる病院であり、高度・安心・安全な医療を提供するため、職員としての誇りと向上心を持って仕事にあたること、また赤十字の一員として「いのちと健康と尊厳を守る」という使命を大切にすること、特に人としての尊厳を守るために年齢も、性別も、社会的立場も関係なく公正に接すること、そして時に発生する災害救護にも従事してもらうことがあると話しました。
当院は地域医療の中核となる病院であり、高度・安心・安全な医療を提供するため、職員としての誇りと向上心を持って仕事にあたること、また赤十字の一員として「いのちと健康と尊厳を守る」という使命を大切にすること、特に人としての尊厳を守るために年齢も、性別も、社会的立場も関係なく公正に接すること、そして時に発生する災害救護にも従事してもらうことがあると話しました。
さて、コロナについてですが、第8波は収まり世の中もポストコロナに向けて動いています。当院も島根県や松江市の方針に従い、完全に収束するまではコロナへの対応を続けて参りたいと思っております。一方で通常の診療や救急医療に影響が出ないように最大限努力をしたいと思っております。第7波、第8波は特に大変でしたが、地域の病院や医師会を中心に、開業医の先生方とも協力しあい乗り越えることができました。そのときはコロナの患者さんが救急病院に集中し、一時的に新たな患者さんを受け入れることが困難になりました。どの病院や施設でも患者さんや休職した職員が多く、大変でしたが、対話を通じて関係性を構築することの大切さを学びました。少子高齢化がますます進行し、今後一層、地域の医療介護施設との連携が重要となってきます。話し合いや研修会を通じてウィン−ウィンの関係を構築していきたいと考えています。
また、院内においてもコロナ禍で研修や交流の機会が激減してしまいました。良質な医療を提供するためには研鑽が必要ですし、しっかりコミュニケーションを図らなければなりません。研修や交流の場を積極的に作っていき、多職種の力を結集して、安心安全な医療の提供に努めてまいります。
今年度もよろしくお願いいたします。