病院長あいさつ
病院長あいさつ(2026年4月更新)
院長 大居 慎治
今年は松江赤十字病院創立90周年にあたります。当院は昭和11年(1936年)4月に県立松江病院(1876年設立)の施設を引き継いで、日本赤十字社島根県支部病院として発足しました。戦前、戦中は救護看護婦養成所を併設し、戦時救護や傷病者の受け入れも行っておりました。戦後の医療事情や衛生状況が劣悪であった頃、第2代武藤院長をはじめとする医療班が隠岐その他の離島はもとより島根県西部の山間地にいたるまで県内隈なく巡回診療に出かけ、市内へは衛生指導、保健指導に出かけたと記録にあります。その後総合病院として発展し、今に到っておりますが、地域の方々の多大なご支援と共に先人方の弛まぬ努力のおかげと感謝しております。
一方、日本赤十字社は前身の博愛社が西南戦争のさなかの明治10年(1877年)に救護団体として設立され、来年で150周年を迎えます。日本赤十字社本社や各都道府県支部はもとより、全国の赤十字病院も国内外へ多くの救護活動に参加してまいりました。当院も赤十字の病院として救護班を3班常備しているほか、DMATの隊員も多数おり、毎年救護訓練を行って災害医療に備えております。日本赤十字社につきましてもご理解とご支援を賜りたいと思います。
4月1日は辞令交付式(入社式)がありました。新年度を迎え、全職員に対し訓示を行いました。当院は歴史ある地域の基幹病院であり、高度・安心・安全な医療を提供するために誇りを持って仕事をあたって欲しいと話しました。同時に赤十字の一員として「いのちと健康と尊厳を守る」という使命を大切にし、相手を尊重して、年齢も性別も国籍も出自も社会的立場も関係なく公正に接することを厳命いたしました。また赤十字の病院として、災害救護も念頭におき協力するよう指示しました。










