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病院長あいさつ

病院長あいさつ(2026年1月更新)

院長 大居 慎治
 新年明けましておめでとうございます。

 今年は松江赤十字病院創立90周年にあたります。当院は昭和11年(1936年)4月に県立松江病院の施設を引き継いで、日本赤十字社島根県支部病院として発足しました。戦前、戦中は救護看護婦養成所を併設し、戦時救護や傷病者の受け入れも行っておりました。戦後の医療事情や衛生状況が劣悪であった頃、第2代武藤院長が先頭に立ち、医療班が隠岐その他の離島はもとより、島根県西部の山間地にいたるまで県内隈なく巡回診療に出かけ、市内へは衛生指導、保健指導に回りました。その後県内各地で医療施設が充実していく中、当院も徐々に病床数を増やし今に至っておりますが、ここまで発展できたのは地域の方々の多大なご支援のおかげだと感謝しております。

 一方、日本赤十字社は前身の博愛社が西南戦争のさなかの明治10年(1877年)に救護団体として設立され、来年で150周年を迎えます。西南戦争で日本の内戦は終結しますが、日本赤十字社の救護班はその後、災害救護や戦時救護に携わりました。戦後も国内外の多くの救護活動に出かけております。
松江赤十字病院の役割は島根県東部の基幹病院として、地域の皆様の命と健康を守ることが第一義ですが、赤十字の病院として災害医療にも備えておかねばなりません。今年90周年を迎えるにあたり、先人達の奮励や関係者の方々のご尽力を振り返り、地域のニーズや実状にあった病院のあり方を考えていきたいと思っております。

 今年も皆様にとって幸多き年になりますよう祈念申し上げます。
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