【以降の全診療科に共通】
一般病棟に入院した患者さんについて、診療科別に診断群分類の上位５位を示したものです。表中の「転院率」とは、同じＤＰＣコードの患者のうち、他の医療機関に転院（入院）した割合を示します。

 

※この指標では、ＤＰＣ包括評価対象のもののみを集計しています。入院治療の中には、ＤＰＣ包括評価の対象外となるものがあるため、実際には件数の多い治療でも上位５位に含まれないことがあります。

重篤な感染症や、手術・処置の合併症などの症例数・発生率を示したものです。表中の「入院契機」とは、この病名がきっかけで入院したのか、そうでないかを区別するものです。同一というのは入院時からその疾患があるもの、異なるというのは入院中にその疾患を発症したものを意味します。
敗血症はその原因となる疾患（肺炎や尿路感染など）があることがほとんどで、それらが重症化した場合に発症します。当院では「救命センター」を有し、重症な患者さんを積極的に受け入れております。また、当院は様々な併存疾患をもつ患者さんを多く診療しており、入院中に敗血症の状態になった場合でも、各診療科が連携を取り対応をしております。
手術・処置等の合併症は、透析を行うためのシャントが血栓などで閉塞し使用できなくなり、その治療が必要となる患者さんや、心臓ペースメーカーの電池消耗によるペースメーカー交換術を行う患者さんがほとんどです。