当院のICU・CCUは、2名の集中治療科専従医師と循環器内科医師が、8床のICU病床と5床のCCU病床で、各専門診療科と協力し,重篤な患者さんの治療にあたっています。24時間ケアを行う看護師、高度な医療機器の操作や管理をする臨床工学技士、身体機能や嚥下機能のリハビリテーションを担う理学療法士、専任の薬剤師を配置しています。
入院中に容態が悪化したり、身体に大きな負担のかかる手術の後であったり、もともと心臓や肺などに重い合併症を持たれた方が手術を受ける際に、あるいは重篤な状態で救急受診し、全身管理が必要な状態であれば、ICU・CCUで、厳重な管理のもとに、人工呼吸器や人工透析、人工心肺装置などを用いた集学的治療が行われることになります。
危機的な状態にある急性期の治療は勿論のこと、大きな手術の後や病気の治療の後に、元の状態にいち早く戻れるように、人工呼吸器や人工心肺装置が付いているうちからの早期リハビリテーションにも積極的に取り組み、チーム医療を展開しています。