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日本赤十字社
松江赤十字病院
〒690-8506
島根県松江市母衣町200
TEL.0852-24-2111
FAX.0852-31-9783
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病院長あいさつ

 

病院長あいさつ

病院長あいさつ
 
院長 大居 慎治
あけましておめでとうございます。
 
いよいよ平成最後で新元号最初の年となりました。
医療技術の進歩はめざましく、がん治療領域においては昨年ノーベル医学生理学賞に輝いた本庶佑先生の研究による免疫療法の薬(オプジーボ)はすっかり有名になりましたが、薬のみならず免疫細胞を利用した免疫療法(CAR—T療法)の実用化も間近とのことです。
2012年にノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が開発したiPS細胞を利用した再生医療、病態解明、新薬開発も確実に進歩しており、その臨床応用も始まっております。
他の領域においても画期的な新薬は次々と登場しています。
遺伝子診断をもとに最適な治療を行うゲノム医療もこれから発展するでしょう。
遺伝子そのものを改変する治療も登場するかもしれません。
 
人工知能(AI)の医学応用も着実に進んでいます。
もっとも進んでいるのが画像診断のソフト開発で、CTやMRIなど特にデジタル化が進んでいるものについて病変の指摘や質的診断などが行われています。
病理診断についても応用が進んでいます。
診断部門でもIBMのワトソンという診断ソフトが登場しています。
医療ビッグデータを利用した診療支援例えば最適な検査の提案や薬の相互作用なども開発中です。
 
では放射線科医師や病理医や診断部門の医師(ドクターG)が不要になるのでしょうか。
それは決してないでしょう。
確定診断は人工知能にはできないからです。
人間は感情も含めてとてつもなく複雑系であり、そもそも診断に確固たる正解はあるのかという大きな疑問がありますし、治療までには多くの意思決定のステップがあるからです。
人工知能はあくまでも医療支援に留まりそうです。
 
ということで医療はまだまだ医療者に多くを依存することになります。
むしろ医療の本質は変わっていないと言うことでしょうか。
医療の善し悪しは依然として医療者の資質や振る舞いによって決まります。
 
今年も良質な医療を提供できるよう職員一同頑張る所存です。
今年もどうかよろしくお願い申し上げます。
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