
松江赤十字病院看護職員が専門職業人として研究に関する能力開発をめざすことを目的として看護研究に取り組んでいます。
研究の指導に関すること、研究の評価に関すること、研究発表に関することは看護部研究委員会が中心となって行っています。
松江赤十字病院 平成20年度研究発表会

看護研究委員会の活動として、看護研究に取り組んでいる研究者の支援をし、取り組みの総仕上げとして年度末に院内での看護研究発表会を開催している。今年も講師に日本赤十字広島大学准教授の宗正みゆき先生をお招きし、平成21年1月24日に行われた。今後も看護研究を通して、一層の看護の質の向上を期待したい。
研究発表の要旨紹介(発表者のみ名前を記載)
第1群
| 1. 「減音対策に擬似体験を取り入れた効果」 |
NICU 寺本美紀 |
| 疑似体験が減音にどのような効果があるかを明らかにする目的で、NICU看護師を対象に勉強会と擬似体験を行い、前後でアンケート調査と騒音レベル測定を行った。結果、看護者自身が不快な音を実感し減音に対する意識を高めることができた。また、擬似体験により注意して行動出来るようになり減音が図れた。 |
| 2. 「PCIを受けた患者の心臓病手帳導入効果~自己管理行動に視点をおいて~」 |
心血管センター 小笠原澄子 |
| 心臓病手帳の内容項目と自己管理行動との関連性や再狭窄病変の有無との関連性を明らかにする目的で、PCIを受けて心臓病手帳を渡された患者28名に6ヶ月~1年後のフォロー心臓カテーテル検査入院時に聞き取り調査を行った。結果、比較的自己管理行動はとれていたが、手帳と自己管理行動及び手帳と再狭窄の有無との間に統計上関連性はみられなかった。また、今後も手帳を要望する患者が多く、内容改善やスタッフ教育の徹底が必要である。 |
| 3. 「急性期における頚髄損傷患者の苦痛・苦悩~受傷3年目の患者インタビューより~」 |
新館5階西病棟 小泉裕子 |
| 頚髄損傷患者の急性期における苦痛・苦悩の体験を明らかにするために、受傷後3年たち再入院してきた患者1名に対し、半構成的面接法を用いて受傷時の苦痛・苦悩に関してインタビューを行った。結果、患者は[急性期における心身の苦痛]を感じながらケアを受ける辛さを体験し、障害について前向きに考えることができず[価値観の変換ができない]でいた。一方で負った障害からできることが増えるなど[生きる希望につながる体験」をし、第三者への相談ができずにいるなど[心理面への介入の限界]を感じていたことが明らかとなった。 |
第2群
| 1. 「糖尿病の高齢者とその家族の経口血糖降下薬についての認識と服薬状況」 |
本館4階病棟 古永未緒 |
| 高齢糖尿病患者の服薬状況と、本人及び家族の服薬に関する認識とサポート状況を5例の対象に対しアンケート調査した。服薬ができている群とできていない群に分け結果を項目ごとに直接確立測定法を用い分析したが、優位さはみられなかった。事例を検討したところ、研究者が服薬に影響していると考えていた要因だけでなく、老々介護などの複雑な家庭事情なども影響していることが分かり、高齢者に関わる際には標準化した指導を行うよりも患者の生活背景や服薬管理能力の理解に努めることが必要であることがわかった。 |
| 2. 「内シャント穿刺時の駆血による痛みに関する影響要因の調査」 |
透析センター 寺本律子 |
| 内シャント穿刺時の駆血による痛みへの影響要因を検討する目的で,血液透析をうけている患者と穿刺を行う看護師及び臨床工学士を対象に、①患者の性別・年齢・透析年数②穿刺者の性別・年齢・透析室勤務年数③シャント穿刺時の駆血開始から終了までの時間測定④駆血帯と緊縛部位の駆血圧測定⑤痛みのVAS評価をFisherの直接確立測定法を用いて検定した結果、駆血時間が長いと痛みが強かったが、性別・年齢・透析経験・駆血圧は駆血時の痛みに影響しないという結果が出た。 |
| 3. 「採血時個々にあったプレパレーションを行うためのアセスメントツールを試みて」 |
新館4階病棟 梶谷一美 |
| 独自に作成したアセスメントツールを使用することで、個々の子どもにあったプレパレーションができるかを明らかにする目的で、入院中の3~6才の子ども8名に対しアセスメントツール~情報収集用紙(自己紹介カード・うちの子紹介カード)・選択スゴロク・チックンBookをさす~を採血前日に使用し、採血時の子どもの言動を5項目で評価した。結果、8名全員にプレパレーションの効果が得られ、アセスメントに基づいた効果的なアプローチができたと言える。 |
第3群
| 1. 「NPPVマスク装着による鼻根部の褥瘡予防への取り組み~リモイスパッドを使用した1事例について」 |
新館6階東病棟 中島美帆子 |
| NPPVマスク装着患者へ予防的にリモイスパッドを使用し、それに加え、圧の統一、2時間毎の除圧、保清のケアを行い、褥瘡予防の有用性について1事例を通し検討した結果、発赤もみられず褥瘡を予防することができた。今後も継続して調査していく必要がある。 |
| 2. 「血液疾患患者の化学療法中の食事について栄養士との取り組み」 |
本館6階病棟 南波有花 |
| 血液疾患患者の化学療法中の食事介入について、栄養士と共に取り組むことが患者のニーズに合った食事提供につながると考え、①食事についてのアンケートを行い、食事についての現状を把握する②①を元にパンフレットを作成し、それについての聞き取り調査を行う③栄養士へ協力依頼しマニュアルの作成、チエックリスト、ケモ食を作成するというプロセスを経て④③についての患者への聞き取り調査及び看護師へのアンケートを実施した。結果、患者から「食事にむかいやすくなった」「 インスタント食品は体調に合わせて食べやすい」などの声があり、患者のニーズに合った食事の提供へつながった。 |
| 3. 「意識障害患者の口腔内環境悪化を予防する口腔ケア」 |
新館5階東病棟 小川舞 |
| 意識障害患者に対して複合的口腔ケアを行うことが、口腔内環境悪化を予防し、従来の方法より有用であることを明らかにする目的で、意識障害または嚥下障害がある患者9名に対し、従来の口腔ケアと複合的ケアをそれぞれ4週間行い、口臭・喀痰・舌苔・水分量を観察シートで観察・測定し統計的に分析した。結果、複合的口腔ケアの有用性は統計上明らかとならなかったが、介入前後でのデータは改善していた。 |
第4群
| 1. 「ターミナルケアに携わる看護師へのサポート体制の検討~看護師が抱くストレスとコーピングの現状を把握して」 |
消化器内科病棟 加藤由希子 |
| ターミナルケアに携わる看護師のストレスコーピングの現状を明らかにし、必要なサポート体制を検討するために、看護師10名に対し半構成的面接法を実施し得られたデータをコード化・分類した。結果、看護師は【患者家族の対応】【看護体制】【未熟な自分】【医療者間の連携】のストレスを抱えており、【話す・相談する】【看護について考える】【仕事・プライベートを分けて考える】というコーピングをとっていたが【上手くコーピングができない】現状が明らかとなった。 |
| 2. 「エンゼルケアに参加した患者家族の思い」 |
消化器内科病棟 中西鮎美 |
| エンゼルケアに参加した家族の思いを知り、ケア時に家族にどのような援助が必要かを検討するため、看護師の声かけにより参加した7家族に対し、参加内容や人数・続き柄・実際にケアを行っている様子や発言を観察し、参加した感想を聞き取り調査した結果、家族は参加して良かったという想いを持ち、看護師の声かけは家族が参加するきっかけとなった。又,7家族全部が顔拭きを行っており、顔へのケアに参加しやすいよう具体的な方法を検討していく必要があることがわかった。 |
| 3. 「自己否定感が強く衝動的行為で不安を表出する統合失調症患者の看護~母性的関わりの有効性~」 |
北5階病棟 日高さつき |
| 自己否定感が強く、自殺企図・自傷行為などの衝撃的行為でしか自己表現できない患者の背景には、母子関係の希薄さや父親の死が関連していると考え、ゆるぎない信頼関係を築くことを目標に母性的関わりを実践した結果、患者は、言語的に不安を表出できるようになった。母性的関わりは母親との関係を再構築しようとする過程で有効的であったと言える。 |
平成20年度看護研究院外発表実績
発表者のみ氏名を掲載
| 第39回 日本看護学会 成人看護Ⅱ |
本館3階病棟 加藤三加 |
| 【テーマ】ターミナル期にある壮年期患者を看取った夫の思い |
| 第12回 島根母性衛生学会 |
本館3階病棟 藤原由美 |
【テーマ】医療機関・地域における周産期医療体制の充実
~看護職ネットワークの構築に向けて~ |
| 第39回 日本看護学会 成人看護Ⅱ |
本館4階病棟 清水美樹江 |
| 【テーマ】糖尿病患者に対するフットケア指導の看護師の現状把握の検証 |
| 第4回 島根看護学術集会 |
本館5階病棟 白根奈緒子 |
| 【テーマ】頭頸部腫瘍の壊死性変化に伴う臭いに対するコーヒー枕の消臭効果 |
| 平成20年度日本精神科看護技術協会島根県支部看護研究発表会 |
北5階病棟 田仲綾 |
【テーマ】自己否定感が強く衝動的行為で不安を表出する統合失調症患者の看護
~母性的かかわりの有効性~ |
| 第39回 日本看護学会 成人看護Ⅱ |
本館6階病棟 新宮美沙子 |
| 【テーマ】化学療法を受ける血液疾患患者が含嗽を行なう上での困難な要因の調査 |
| 平成20年度 日本小児看護学会 |
新館4階病棟 梶谷一美 |
【テーマ】採血において個々にあったプレパレーションを行なうために
~子供が自由に選択できる方法を試みて~ |
| 第17回 中国腎不全研究会 |
透析センター 岩谷ゆかり |
| 【テーマ】スタッフに対する避難訓練を実施して |
| 第9回 日本クリニカルパス学会学術集会 |
消化器外科病棟 嵐谷千春 |
| 【テーマ】事故防止の観点から作成したがん化学療法クリニカルパスの効果 |
| 第15回 島根乳腺疾患研究会 |
消化器外科病棟 坂根真由紀 |
【テーマ】患者様のための乳腺疾患勉強会報告
~乳腺チームの取り組みと今後の課題~ |
| 第46回 日本手術看護学会中国地区大会 |
手術室 桑原真由子 |
| 【テーマ】側臥位時の除圧効果が高い腋か枕の検討 |

院内各病棟・外来の特徴・看護実践の様子をご紹介いたします。
| 部署名 |
本館3階病棟 |
| 病床数 |
50床 |
| スタッフ |
看護師30名(師長1名、係長2名、助産師14名含む)、看護助手2名 |
| 診療科 |
産科、婦人科、耳鼻科、泌尿器科、形成外科 |
| 病棟看護の特徴 |
外来通院から入院・退院後まで、継続した看護を行えるよう努めています。また、母体搬送などの24時間受け入れ、ハイリスクな妊娠・出産に対応できる体制を整えています。NICUや地域と連携をとり、「安全」「安心」なお産の支援と、安心して子育てができる育児環境の支援を行っています。その他、手術や化学療法において、女性の立場に立った看護に心がけています。 |
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| 部署名 |
本館4階病棟 |
| 病床数 |
51床 |
| スタッフ |
看護師32名(師長1名、係長1名、主任1名、糖尿病療養指導士2名含む)、看護助手3名 |
| 診療科 |
糖尿病・内分泌内科、血液・免疫・腎臓内科、消化器内科、心臓血管外科(内シャント造設術)、睡眠時無呼吸検査 |
| 病棟看護の特徴 |
特別有料個室を7床有しており、上記の科以外にも様々な疾患で多岐に渡る治療を受ける患者様に、看護を提供しています。医師・看護師はもちろん、薬剤師・管理栄養士・検査技師・医療社会事業部などと連携をとり、チーム医療で患者様をサポートしている点が特徴です。安心して退院後の生活を送っていただくための情報提供を、患者様だけでなくご家族様にも行っていきます。 |
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| 部署名 |
本館5階病棟 |
| 病床数 |
47床 |
| スタッフ |
看護師25名(師長1名、係長1名、主任1名、認定看護師1名を含む)、看護助手2名 |
| 診療科 |
耳鼻咽喉・頭頚部外科、泌尿器科 |
| 病棟看護の特徴 |
2科とも主に次のような目的で患者様が入院されています。診断・治療のための手術、急性の炎症性疾患の治療、そして、悪性疾患に対する治療(放射線・化学療法や緩和治療)です。
年齢層も様々、急性期からターミナル期まで、経過のレベルも様々です。私たちはこの病棟でこのような患者様、ご家族の闘病を支えています。 |
| 部署名 |
本館6階病棟 |
| 病床数 |
45床 |
| スタッフ |
看護師27名(師長1名、係長1名、主任1名、認定看護師1名を含む)、看護助手2名 |
| 診療科 |
血液・免疫・腎臓内科 |
| 病棟看護の特徴 |
化学療法・造血幹細胞移植等の治療に対し、安心・安全で患者様の多様なニーズに応じ、より質の高い看護実践が出来るよう日々頑張っています。がん化学療法看護認定看護師も配属され今後、より専門的な知識を身につけていけるよう努力していきます。定期的な勉強会や医師とのカンファレンス等を通し、知識・情報の共有化を図りチームワークの取れた病棟であると思っています。 |
| 部署名 |
北5階病棟 |
| 病床数 |
60床 |
| スタッフ |
看護師18名(師長1名、係長1名、主任1名を含む)、看護助手5名 |
| 診療科 |
精神神経科 |
| 病棟看護の特徴 |
信頼感・安心感を感じて頂けるよう、患者様一人一人との関係性を大切に、日々の看護に努めています。日々のセルフケアの充足をベースに患者様の日々の変化に関心を向け、ニーズを満たすよう病棟看護師が1つのチームとして、家族のように関わっています。暖かい雰囲気、思いやりの態度、私達自身も成長しながら、愛情溢れる丁寧な看護を提供しています。 |
| 部署名 |
新館3階リハビリテーション病棟 |
| 病床数 |
40床 |
| スタッフ |
看護師22名(師長1名、係長1名、主任1名を含む)、看護助手4名 |
| 診療科 |
リハビリテーションを行うすべての科 |
| 病棟看護の特徴 |
当病棟には30床の亜急性期病床と、10床の一般病床があります。全ての患者様がリハビリ中の患者様で、私達は医師、PT、OT、ST、ソーシャルワーカーと共に、一日でも早く在宅での生活が可能となるよう、チーム医療を提供しています。また、患者様の在宅での生活を支える御家族をねぎらい支援を行っています。スタッフ全員が明るく、優しく、共に歩める看護を提供しています。 |
| 部署名 |
新館4階病棟 |
| 病床数 |
47床 |
| スタッフ |
看護師25名(師長1名、係長1名、主任1名を含む)、看護助手2名 |
| 診療科 |
小児科・眼科 |
| 病棟看護の特徴 |
小児科と眼科の病棟で患者様が安心して入院生活が送れるように努力しています。年齢層は様々ですが対象に合せた看護を提供しています。小児科では病気のお子様が入院生活の恐怖心を和らげるよう廊下にアニメキャラクター等を表示したり手作り絵本で説明をしたりしています。また季節のレクレーションを計画してコミュニケーションをはかり温かい環境作りに努めています。眼科は治療、手術後のお世話をはじめ、医師、薬剤師、看護師で毎週カンファレンスを行い情報の共有化を図り看護をおこなっています。 |
| 部署名 |
NICU・未熟児センター |
| 病床数 |
NICU6床、未熟児センター10床 |
| スタッフ |
看護師20名(師長1名、係長1名、主任1名、認定看護師1名を含む)、看護助手1名 |
| 診療科 |
小児科 |
| 病棟看護の特徴 |
地域周産期母子医療センターとして役割を担い、認定看護師を中心に治療を必要とする赤ちゃんのケアを行っています。私達スタッフはデイベロップメンタルケアやカンガルーケアにより赤ちゃんとご両親が穏やかな時間を過ごせ、親子関係の確立が促されるよう日々看護を行っています。
新病院においては(周産期センター平成21年度完成)ハード面を充実させ、産科・小児科の連携を更に強化します。母子にやさしいNICUとなるように日々努力していきます。 |
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カンガルーケア 大好き!!
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| 部署名 |
新館5階東病棟 |
| 病床数 |
52床 |
| スタッフ |
看護師33名(師長1名、係長1名、主任1名、認定看護師1名を含む)、看護助手3名 |
| 診療科 |
脳神経外科、神経内科 |
| 病棟看護の特徴 |
私達の病棟では、日常生活動作に看護援助を必要とされる患者様が多くいらっしゃいます。患者様、家族様との関わりを大切に、日々の生活に密着した思いやりのある丁寧な看護を心がけています。また、急性期、周手術期から退院まで安心安全な看護を提供するよう努力しています。医療スタッフのチームワークも良く、患者様の退院後の生活を支えています。院内で一、二を争う忙しい病棟だと思っていますが、知識技術はもちろん、笑顔と美しさでも一番を目指しています。 |
| 部署名 |
新館5階西病棟 |
| 病床数 |
53床 |
| スタッフ |
看護師30名(師長1名、係長1名、主任1名を含む)、看護助手2名 |
| 診療科 |
整形外科、形成外科 |
| 病棟看護の特徴 |
整形外科と形成外科の混合病棟であり、患者様に主に手足の外傷や関節・皮膚の障害を抱えた方が中心となります。
高齢者の割合が多いため、社会的にも介入する必要が高く、以前より院内の多職種と連携して仕事を進めてきました。昨年からは、院内のみならず松江市内の他の医療機関との連携も開始し、地域全体で患者様を治療する体制作りのために、勉強会や検討会などを多く開催しています。
また入院後に活動性の低下する高齢者の方が、入院前から持たれている病気以外に栄養の低下や床ずれなどを生じないように、予防的な活動にも力を入れています。 |
| 部署名 |
新館6階東病棟 |
| 病床数 |
50床 |
| スタッフ |
看護師33名(師長1名、係長1名、主任1名を含む)、看護助手3名 |
| 診療科 |
呼吸器内科・呼吸器外科 |
| 病棟看護の特徴 |
新館6階東病棟は、呼吸器内科・呼吸器外科病棟です。患者様は呼吸不全や肺癌などで手術をうける急性期から、化学療法・放射線療法をうける慢性期・終末期まで多様です。病棟では受け持ち制で看護を行っていますが、Dr・Nsの他医療社会事業部・ST・PT・栄養課・歯科衛生士等さまざまな職種がチームで連携を取りながら患者様にとって最善の医療を考え実践しています。 |
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病棟内でのケースレポート発表会
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| 部署名 |
心臓血管病センター |
| 病床数 |
45床 |
| スタッフ |
看護師37名(師長1名、係長1名、主任1名、認定看護師2名を含む)、看護助手3名 |
| 診療科 |
循環器科、心臓血管外科 |
| 病棟看護の特徴 |
こんにちは。私は心臓血管病センターで働く看護師です。
40床の一般病床と5床のCCUがあり、病院の中で最も看護師数の多い病棟です。私たちは、内科的(カテーテル等)、外科的(手術)に治療している主に心疾患をもつ患者様をサポートしています。急性期の患者様を対象とすることが多く、日々回復されていく姿に慌しくも喜びを感じつつ看護を行っています。また、退院後にその方らしい生活を送っていただけるよう、個別性のある疾患・生活指導にも力を入れています。スタッフ同士の連携もばっちり!活気のある部署で楽しく看護しています。 |
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| 部署名 |
消化器病センター内科病棟 |
| 病床数 |
54床 |
| スタッフ |
看護師28名(師長1名、係長1名、主任1名を含む)、看護助手2名 |
| 診療科 |
消化器内科 |
| 病棟看護の特徴 |
当病棟は、食道、胃、十二指腸、肝臓、胆嚢、膵臓、小腸、大腸等の消化器官の内科的治療・検査、及び手術前検査を目的に入院される患者様の看護を行っています。『スタッフがいきいきと働き、患者様が安全で安心して療養できるように、その人らしさを尊重した看護を提供する』をめざして日々看護を行っています。平均在院日数12日の中で、受け持ち看護師が中心となり、固定したチームの看護師が継続して看護ができる体制をとっています。 |
| 部署名 |
消化器病センター外科病棟 |
| 病床数 |
47床 |
| スタッフ |
看護師28名(師長1名、係長1名、主任1名を含む)、看護助手2名 |
| 診療科 |
消化器外科、乳腺外科 |
| 病棟看護の特徴 |
周手術期及び術後のあらゆる経過の中で、身体侵襲とその苦痛、苦悩の緩和が看護の中心です。急性期病院として24時間、緊急手術を円滑に受け入れ、急性期看護ができる看護体制をとると共に、病気療養の経過に応じ、切れ目ない看護ケアが提供できるようにしています。『患者様がいつの時期でもその人らしくあること』が目標です。
2007年は、各々看護師が、急性期看護、ストーマ・創傷ケア・乳腺疾患患者看護、がん患者サポートの4チームに分かれ、自分の学習テーマに向かって活動しています。 |
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患者さまと一緒にお花見
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| 部署名 |
ICU |
| 病床数 |
5床 |
| スタッフ |
看護師18名(師長1名、係長1名、主任1名、認定看護師1名を含む)、看護助手1名 |
| 診療科 |
全科 |
| 病棟看護の特徴 |
ICUでは心臓血管外科および呼吸器外科、脳外科術後、また広範囲熱傷、交通外傷など多種多様な重症の患者様を、看護師一人が1~2人ずつ受け持ち24時間集中的なモニタリングやケアを行っています。病状の変化を見逃さないように中央カウンターからは同時に患者様全員が見渡せるオープンフロアーとなっています。ICU入室となり戸惑う患者様の気持ちをやわらげるようマスク、帽子などの着用をやめ、限られた時間の中でもご家族にゆったりとした気持ちで面会いただけるような環境作りに努めています。 |
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重症患者さまのケア

医師とのカンファレンス
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| 部署名 |
救命救急センター |
| 1日平均救急外来受診患者数 |
66人(年間24000~25000人) |
| 年間救急車搬送台数 |
3250台(1日平均9台) |
| 病床数 |
10床 |
| スタッフ |
看護師28名(師長1名、係長1名、主任1名を含む)、看護助手1名 |
| 病棟看護の特徴 |
初療では、救急患者(1~3次)を受け入れ、緊急度・重傷度に応じた迅速かつ的確な対応に心がけています。そして、医師・コメディカル・救急隊と協力しチーム医療を行っています。また当センターでは、多発外傷・脳出血・薬物中毒・急性呼吸不全等の重症患者様の入院を取り扱い、日々ケアを提供しています。
“チームワークのよさ”と“フットワークの軽さ”で急性期病院の顔として、今後も努力していきます。 |
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救命救急センタースタッフ
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| 部署名 |
手術室 |
| 年間の手術件数 |
4579件(平成18年度) |
| スタッフ |
看護師25名(師長1名、係長1名、主任1名、認定看護師1名を含む)、医療事務の外注委託業者あり |
| 病棟看護の特徴 |
当手術室では、外科・内科合わせ計14科の様々な手術を行っています。また予定手術だけでなく、緊急手術にも24時間対応しています。看護師は、手術を受ける患者様の安全・安楽を守るために、勉強会の開催や医師とのカンファレンスを実施し、専門的知識と看護技術の向上を努めています。また最善の手術医療が提供できるよう、他職種との連携を図っています。 |
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手術の様子
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| 部署名 |
透析センター |
| 病床数 |
23床 |
| スタッフ |
看護師15名(師長1名、係長1名、主任1名を含む)、看護助手1名 |
| 病棟看護の特徴 |
当院は血液透析と腹膜透析を行っています。慢性腎不全保存期の患者様に二つの治療を紹介し、ご自身で選択して頂けるよう十分な説明をしています。
年間約60名の患者様を透析導入しており、看護師だけではなく他のコメディカルスタッフと協力して、治療に必要な自己管理、食事療法、薬剤などの情報をベッドサイドで提供できる体制をとっています |
| 部署名 |
外来 |
| 一日平均の外来患者数 |
826人(平成20年1月) |
| スタッフ |
看護師43名(師長2名、係長3名、主任4名、認定看護師1名を含む)、看護助手8名 |
| 病棟看護の特徴 |
外来では化学療法を受ける患者様が多くなっています。外来化学療法室でゆっくりと治療していただけるように、細やかな配慮と笑顔で対応しています。外来で毎月1回勉強会をしています。認定看護師を講師に「外来での急変時の対応」の勉強会を開催しました。外来看護師は、さわやかな接遇に心がけて看護していきたいと思います。 |
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外来化学療法室

外来勉強会風景
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現在、8領域10名の認定看護師が活動しています。
講師の派遣にも応じていますので、看護部までご相談ください。
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※皆さまに理解していただきやすいよう以下の領域が変更となりました
重症集中ケア → 集中ケア
WOC看護 → 皮膚・排泄ケア
ホスピスケア → 緩和ケア |
- 【感染管理認定看護師】 看護部:角 紀子
- 患者さまはもちろん、職員、病院に関わるすべての人を感染から守ることを目標にしています。各部署のラウンドを医師、薬剤師、検査技師と一緒に行い現場の状況を把握したり、感染対策の研修会を開催し、効果的な感染対策が現場で実践できるよう努めています。
- 【感染管理認定看護師】 新館5階東病棟:原田 和枝
- 私の勤務する病棟では、患者さまの退院後は在宅・施設・病院とさまざまです。その中で患者さまだけでなく介護をする家族の方々、病院や施設で働くすべてのスタッフを感染から守る必要があると考えます。限られた資源の中でベストな感染対策が実践できるよう話し合いや勉強会を開いています。
- 【手術看護認定看護師】 手術室:吉田 美幸
- 手術看護領域では、患者さまが安心・安全に手術を受けることができ、患者さまが選択された手術治療が最大限利益となるよう支援させて頂くことを目的とし、現在、実践モデルとして手術室独自の看護技術・知識の向上に努めています。今後は、広報活動にも力を入れていきたいと考えています。
- 【がん化学療法看護認定看護師】 本館6階病棟:竹仲 美奈子
- 入院・外来を問わず、化学療法に伴い生じる身体的・精神的・社会的問題について専門的な知識や技術を用いて、患者さまやご家族への支援・個別的なケアを行なうことを目的に活動しています。また治療についての最新の情報提供を行い、治療を受ける患者さまの意思決定を支援します。
- 【救急看護認定看護師】 心臓血管病センター:中筋 真紀
- 救急場面は、人・時・場所を選ばず突然発症し、誰もが経験する可能性があり、医療者には急変に対応する知識・技術が求められます。“大切な人がもし倒れたら…”と考えた時、確実な心肺蘇生法や対応が出来るよう一次救命処置や急変時の対応について勉強会や研修を開催し皆様と一緒に学んでいきたいと考えています。
- 【皮膚・排泄ケア認定看護師】 外来:石飛 仁美
- 「WOC(創傷・オストミー・失禁)看護」から皆さまに分かりやすい名称「皮膚・排泄ケア」に変更となりました。 名称は変更となりましたが、今までと同様に、褥瘡をはじめとした創傷ケア、ストーマケア、失禁ケア、その3領域に共通するスキンケアに関する実践・指導・相談を行っています。
- 【集中ケア認定看護師】 ICU:小林 由美
- 集中ケアとは、急性で重篤な状態にある患者さま、及び家族の反応に対処する看護です。具体的には現在、人工呼吸器使用中の患者さまに対して安全な呼吸ケアが実践できるように、院内ラウンドや定期的な勉強会を開催しています。
- 【集中ケア認定看護師】 心臓血管病センター:森脇 三重子
- 人工呼吸器をはじめとする医療器械やたくさんの薬を必要とする患者さまや、それを支えておられる家族の方へ、よりよい看護を提供できるように看護スタッフのサポートや、また実際にケアを行います。
- 【緩和ケア認定看護師】 本館5階病棟:川上 和美
- 緩和ケアとは早期・末期を問わず、がん罹患によって生じる心身の苦痛・苦悩を和らげ、生活と生命の質の向上を目的とするケアです。
“自分らしく生きること”を支えるため、緩和ケアチーム・所属病棟を中心に実践・相談・指導と、研修会等による緩和ケアの周知と質向上への活動を行っています。
- 【新生児集中ケア認定看護師】 NICU:門城すみ子
- 新生児集中ケアとは、入院時(出生)時および急性期にある早産児や疾病新生児のベッドサイドケアを目的としています。実践や勉強会を通して、スタッフとともに、より良いケアが提供できるよう努めていきます。
写真で紹介、認定看護師活動