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眼科

診療科の概要

 眼科の外来診療は、常勤医師3名、非常勤医師1名、視能訓練士(ORT)4名、眼科検査員(OMA)1名、看護師1名で行っています。地域の眼科診療所で対応できない急性眼疾患・難治眼疾患の紹介患者さまを中心に治療を進めています。主な対象疾患は緑内障、白内障、糖尿病網膜症、眼外傷です。急性期を過ぎて安定した患者さまは、紹介元の診療所に逆紹介いたします。糖尿病、心臓疾患、腎臓疾患などの全身疾患を背景に持つ患者さまに対しては院内各診療科と連携を取り合い、総合病院としての強みを活かしています。
経験豊富な視能訓練士は斜視・弱視を持つ子供たちの視機能を充分に発達させるために日々努力しています。

主な疾患の治療内容

緑内障
 残念ながら緑内障は平成20年に日本人の失明原因の第1位になりました。私たちは緑内障診療ガイドライン第2版(日本緑内障学会発行)に基づいた標準化された緑内障治療を行います。つまり、眼圧ベースラインを確認した後に、視野・視神経所見から目標眼圧を設定し、治療法を選択します。点眼治療が中心ですが、緑内障進行例に対しては手術加療を行います。治療の後に再度視野・視神経所見を評価し、治療の効果について判定します。必要に応じて治療法を変更します。
白内障
 60才以上の方は皆、大なり小なり白内障になっています。その中で視力0.7以下の方に対して、入院して手術を行います。両眼の場合5泊6日、片眼の場合3泊4日です。原則として日帰り手術は行っていません。当院では全身疾患を背景に持つ方の比率が高くなっています。
糖尿病網膜症
 糖尿病網膜症は糖尿病の合併症の一つです。まずは当院の糖尿病内科と連携し、生活習慣を向上させ、血糖をコントロールすることが大切です。これだけで網膜症が改善する方もおられます。進行する場合は網膜の血流が悪くなっていることが多いので、血流改善のため網膜光凝固術を行います。さらに病状が進行する場合は硝子体手術が必要になります。現在では失明原因の第2位ですが、怖い病気であることには変わりありません。
眼外傷
 コンタクトレンズを含めた角膜異物による眼痛は経験しなければ分かりません。また、草刈機使用時の眼球穿孔などは細菌感染の危険が高く、緊急に対応する必要があります。急性期病院である特徴を活かして24時間対応しています。
黄斑浮腫
 網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症などに合併する病態で、視力低下の主な原因です。当科ではケナコルトの硝子体注射またはテノン嚢注射を行います。アバスチン硝子体注射を希望の方は島根大学または鳥取大学へご紹介します。
斜視・弱視
 人は生まれた直後は0.01くらいしか見えませんが、約6年で両眼1.0まで発達します。何らかの原因で視力が発達しない、両眼での立体感が発達しないお子様の見え方に対して原因をのぞき、目の発達をお手伝いします。

その他の疾患の治療

角膜疾患、網膜剥離、黄斑円孔、横斑前膜、ぶどう膜炎など

診療内容

手術件数(平成20年1月1日~平成20年12月31日まで)

白内障手術 376件
緑内障手術 46件
網膜復位術 9件
硝子体手術 142件
レーザー手術 196件
その他 48件
合計 808件

卒後臨床研修プログラム

 研修医の皆さん、当院は日本眼科学会専門医制度による研修施設認定を受けています(認定施設番号2445)。標準化された充実したカリキュラムを編成しています。一部を松江赤十字病院初期臨床研修プログラムに載せてありますのでご参照下さい。

後期研修プログラム概要はこちらを参照ください。
眼科後期研修コース概要(PDF)

スタッフ紹介

眼科部 部長

高梨 泰至(たかなし たいじ)

京都大学卒

資格等
  • 医学博士
  • 眼科専門医

眼科部 副部長

三原 悦子(みはら えつこ)

鳥取大学卒

資格等
  • 医学博士
  • 眼科専門医

眼科部 医師

荘司 琢郎(しょうじ たくろう)

山形大学卒

資格等
  • 眼科専門医

眼科部 非常勤医師

勝本 武志(かつもと たけし)

防衛医科大学卒

眼科スタッフ

  • 看護師    和田 宗子
  • 視能訓練士  小西 久美子
  • 視能訓練士  石飛 香織
  • 視能訓練士  惣田 慎弥
  • 視能訓練士  藤原 丈
  • 眼科検査員  尾崎 桂子